前回の投稿に続いて、自身の変額保険を安定運用するために、アロケーション比率をアクティブに変更していくルールを検討しています。米国上場ETFを日本円換算にして、ドローダウンができるだけ小さい中長期運用のためのトレードシステムをテストしてみました。
前回は9週高値ブレークアウト、15%トレーリングストップのバックテスト結果を考察しましたが、今回は移動平均線を使ったトレードシステムを考察してみます。

基本前提
対象ETFは、SPY、QQQ他、SPDRセクターETF、国別ETFのEXシリーズ等26銘柄。
週足でロングオンリー。
バックテストする際の数値はすべて日本円換算。移動平均線の計算も日本円換算後の週足終値ベースです。
期間は2001年1月1日から2024年9月1日まで。

エントリールール
円貨換算の週足の終値ベースで、10週単純移動平均が20週単純移動平均を上抜けしたら、その次の週の寄付きで成行買い。以降、10週単純移動平均が20週単純移動平均より上であったら、ピラミッディングで買い増ししていく。一回当たりの買い注文は、全資金の5%相当とする。

ロスカットとエグジットルール
円貨換算の週足の終値ベースで、10週単純移動平均が20週単純移動平均を下抜けしたら、その次の週の寄付きで成行売り。ロスカットと利食いは区別しない。

結果は、26銘柄の単純平均で191%の資産増、プロフィットファクターが2.3、ドローダウン単純平均は34%でした。
これ自体悪い数値ではないですが、先日テストした9週ブレークアウト、15%トレーリングストップのストラテジーと比較するとかなり見劣りする結果となりました。
プロフィットファクターが最も高くなったのはXLKで、7.5でした。
分布で見ると、26銘柄中18銘柄がプロフィットファクター1.5~3の間に分布していたので、ブレークアウトに比べて銘柄によるばらつきは少なかったように思います。

また、20回分割ピラミッディングで買いエントリーするテストでしたが、試しにSPYをピラミッディングなしでテストするとパフォーマンスがかなり良くなりました。
SPY ピラミッディングなし   ネット累計利益 432%、プロフィットファクター 3.0
SPY 20回ピラミッディング  ネット累計利益 263%、プロフィットファクター 3.0

エントリーの分割条件や移動平均線の期間などの、いろいろなバリエーションを試してみる価値はあるかと思いました。

そもそも、20週と10週の移動平均のクロスオーバートレードは、かなりオーソドックスなトレード手法なので、それなりのテスト結果が出たんだなと思いました。

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