(注意)この投稿は、あくまでバックテストの個人的な所感にすぎません。バグやその他エラーの可能性もゼロではありません。ご自身の投資戦略は必ずご自身で検証してください。
最近、マーケットが不穏な動きをしているので、変額保険の資産アロケーション比率を見直そうと思っている。その検討のために、米国上場ETFを日本円ベースに変換して、ドローダウンができるだけ小さい保守的な安定運用システムを考えてバックテストしてみた。
当面の結論となったシステムは下記。
基本前提
対象ETFは、SPY、QQQ他、SPDRセクターETF、国別ETFのEWシリーズ等26銘柄。
週足でロングオンリー。
バックテストする際の数値はすべて日本円換算。
エントリールール
週足で直近週までの9週間の最高値を、その週の最高値が上ブレークしたら、その次の週の寄付きで成行き買い。
但し、1週あたりの買い注文は、全資金の5%相当とし、計20回に分割したピラミッドィング買いによる分割エントリー。
ロスカットとエグジットルー
高値から15%下にエグジットラインを引き、週足の終値がそのエグジットラインを下ブレークしたら、その次の週の寄付きで成行き売り。
ロスカットと利食いは区別しない。
結果は、ETF24銘柄の平均でプロフィットファクターが3.7、24銘柄平均の最大ドローダウンは23%。
パフォーマンス的には2000年1月から2024年9月までの合計で、平均240%の資産増という結果。
とくにSPYやQQQでの成績が良い。
SPYは444%の資産増、プロフィットファクター11、最大ドローダウン16%。
QQQは557%の資産増、プロフィットファクター13、最大ドローダウン14%
日本株のETFであるEWJは80%の資産増、プロフィットファクター2.3、最大ドローダウン26%
これより良い運用成績のシステムはいろいろ作れると思うが、ドローダウンが小さく済むのはうれしいところ。
実際変額保険で資産運用する場合は、年間12回までしか資産アロケーション比率を変更できないので、本体は月足でバックテストして月足で運用、というのが厳密には正しいが、現実には市場が急落する局面で1ヶ月間も売り注文待てないな、と思っています。
週足でバックテストしたのはそれが理由です。
ただ、再エントリの買い注文に相当する、資産アロケーション比率の変更指示を、週ごとに出すことができないので、買い戻しのアロケーション比率変更は、バーチャル運用で 5% x 4週分株ETFを買い戻した時点で、20%分を1月分まとめてアロケーション変更する、というやり方をして、多少乖離が出るもののバーチャルに近い資産運用成績を目指すのが良いかと思っています。
私も人生の折り返し地点を過ぎているので、30代の時のように利益の最大化するよりも、ドローダウンを小さく抑えることのほうが大事だと個人的に感じています。